ほぼ毎年、広告に関する専門用語についての問題が出題されます。直近では令和5年度に一般によく浸透している用語であるCI(シーアイ:Corporate Identity)と、比較的新しい用語のジャック広告・シェルター広告・仮囲いグラフィックスの2問が出題されています。新しい用語は、屋外広告の知識デザイン編には掲載されていないことも多く、受験対策というよりは常に
広告に関する情報に多く触れていることが必要になります。
とは言うものの、屋外広告の知識・デザイン編第四次改訂版の、2・3ページを熟読しておくと、かなりの確率でカバーできます。昨年令和6年度は用語説明を中心とした問題は出ていなかったので、今年は例えばOOH(住まいの外に掲出されている広告:Out Of Home)などがそろそろ出題されるかもしれません。
【問 11】「POP広告」に関する記述のうち、適切なものはどれか(令和3年度)
- 「POP広告」とは仕掛けがあって、何らかの変化をする立体的広告物の総称を意味する。
- 「POP広告」とは、店頭あるいは購買時点で販売促進を目的に設置される広告のことである。
- 「POP広告」のPOPは、ポイント・オブ・プレゼンテーションの頭文字で、購買時点での誘目性を高める3つの広告原則を表す。
- 「POP広告」はピンク、オレンジ、パープルの頭文字をとったもので女性に好まれる広告色彩ベスト3を示している。
いかがでしょうか?正解は、2です。
「POP広告」とは、Point Of Purchase advertisingの略で「店頭広告」や「購買時点広告」などと訳されます。ポスター・ディスプレイ・棚札・デジタルサイネージなどが当たりますが、例えば八百屋の店頭でかごに乗ったトマトの横に3個200円などの紙の札を置いたり、ガムやチョコレートの梱包箱のふたを折り曲げてそのまま広告にしたりするような身近な広告です。語源を知らないともっともらしい説明の3を選んでしまうこともあるので要注意です。4に至っては珍しくおちゃめな説明文で、かなり攻めているなと感じました。実質二択のような問題ですね。
