本当に屋外広告業に必要あるのか戸惑うところですが(出題者の皆さん申し訳ございません!)、ほぼ毎年人の目の構造や色覚に関する問題が出題されます。過去5年でも4回出ています。
屋外広告の知識デザイン編第四次改訂版の、38~45ページ(特に39・40ページ)を熟読すれば確実に正解できるので、効率よく点を稼げます。
【問 3】人の目の構造と働きは、カメラに例えると分かりやすく理解できると言われている。フィルムカメラの場合、カラーフィルムに相当するものとして、適切なものはどれか(令和5年度)
いかがでしょうか?正解は、1です。あまり聞きなれない言葉ですよね。まずはわかりやすいところで3の水晶体は、目のレンズに当たります。ですからフィルムではありません。続いて4の角膜は、俗に黒目という部分で、水晶体の外側にあって光を屈折させて網膜に焦点を合わせるレンズの役割を果たしています。また、外部から異物や細菌の侵入を防ぐバリアの役割も同時に行っています。つまり、フィルムではありません。
一方、フィルムに当たるのは網膜になります。網膜は、眼球の内側にある薄い膜で、外界から入ってきた光は角膜と水晶体を通って網膜に到達し、そこで像を結びます。そして、網膜にある視細胞が光を感知し、その情報を脳に伝えるのです。
網膜の視細胞には、錐体(すいたい)視細胞と桿体(かんたい)視細胞の二つがあります。錐体視細胞は、明るい場所で色を認識することができ、暗い場所では桿体視細胞がわずかな光でも感知できるため色を区別できませんが機能します。従って、カメラのフィルムに相当するものとしては、明るい場所を得意とする錐体とするのが正解となります(と理解しましょう)。43ページをご参照ください。
この問題のように、屋外広告士試験ならではの範囲を絞ったジャンルでの出題が多々あります。ちなみに、全く同じ問題が令和3年度3問目、近似問題が令和6年度5問目に出ています。
