屋外広告士合格に向けて② 最短の勉強方法

前回は、屋外広告士とは何か、取得するメリットは何かをお話ししました。さて、今回は学科3科目(関係法規・広告デザイン・設計施工)のうち、最も合格率が低いと推定される関係法規について解説をしていきます。

 

 しかし、まずその前に皆さんが一番知りたいことは、最も効率よく合格する方法でしょう。それは、日広連(回し者ではないです)の出している過去問4年分を集約した問題集を徹底的に解くことです。私の経験上、これでほぼ合格します。日広連のHPから購入することができます。1760円(税込み送料別)と比較的リーズナブルなのも良いと思います。その言葉を信じた当社の社員が一発合格していますが、彼の問題集を見せてもらったら、ページをめくりすぎて20%ほど分厚くなっていました。

 

 設計施工の計算問題(1・2・14・15問)の4問以外は、3科目とも基本的には暗記問題です。数学や物理が苦手でも、この問題集を何回も解くことで自然と傾向をつかむことができます。その感覚はとても大事です。

 

 みなさん、仕事が終わってから勉強しているのですから時間がありませんよね。従って、どれが正解か問題の選択肢に丸をつけてしまい、あまりじっくり考えることなくすぐ裏の解説まで読んでもOKです。じっくり考えているよりも、何回も繰り返すことです。問題集にはどんどん書き込みをしましょう。

 それでも時間が多少ある人は、屋外広告の知識3冊を購入することです。これも、膨大なページ数の中で読む部分は比較的限られています(特に設計・施工編)。法律編については、読む量が多くあまり効率的とは言えませんが、もちろん学習する意味はあります。屋外広告の知識のどこを読めばよいかは、この先で解説していきます。過去の投稿は当社HPをご覧ください。