
2本柱が長方形の自立看板
さて、屋外広告士の試験まであと5日。受験生は、とても孤独です。不安な日々を過ごされていることと存じます。でも、みんな同じ状況です。体調を整えつつ、頑張っていきましょう。
設計・施工実技の件ですが、今年は何となく、2本柱が面板の内側にある自立看板が出るような気がします。この4年間は、自立看板1本柱が2回、自立看板2本柱が1回、あとは袖看板でしたが、自立看板の柱の断面はいずれも正方形でした。一方、平成30年は自立看板2本柱で、柱の断面が長方形の問題が出題されました。柱の断面が正方形の場合は、x方向y方向同じ断面2次半径ですので迷う必要がないのですが、長方形の場合は、断面2次半径も断面係数もxy方向で異なるので注意が必要です。看板の面板が横長で、柱が面板よりも内側にある場合、柱が正方形でなく、長方形になる傾向にあります。その時は、x軸方向の数値である断面2次半径ixと断面係数Zxを使用してください。断面係数のみで柱の太さを選ぶと2段階くらい細くなりますので、要注意です。

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