居酒屋さんの木製手書き看板

先代から付き合いのある同業者さんからの仕事です。店舗内に設置する木製看板に文字を描きました。ちなみに、先代つまり私の父がその同業者さん(そちらは先々代)からオート3輪を借りて新婚旅行に行ったそうです。1961年(昭和36年)ですので、相当前からのお付き合いになります。さて、今回の材料は杉の木で、w550xh1700xt50mmの大きさです。支給品です。カンナ掛けなどの調材はほぼ仕上がっていたので、表は3回、小口と裏は2回ほどサンドペーパーをかけながらクリア塗装を行いました。クリア塗装は1回だと、木材が吸ってしまうので、複数回行うとこのようにつやが出て木目もはっきりとしてきます。文字は、いただいたデータのかすれ部分などを画面上で調整してから、カッティングシートで抜き文字を作成し、文字を描きました。描くというよりも塗る感覚です。