練馬区田柄にある神社の案内看板リニューアル工事です。関連神社が複数あり、今回で二つ目です。看板工事の下見・完成検査には、必ず宮司さんがご一緒します。私が車を運転して、鷺宮にある本院から各神社を回ります。今回は、他にも4ヶ所ほど文字の修正があり、半日かけて完成検査に回りました。運転中は宮司さんの地元に関するお話をうかがい、非常に楽しいです。江戸時代以前の話に及ぶこともあります。この神社には夏ミカンの木があり、氏子さんたちが取れなかった上の方にある実を私が高枝切りハサミを駆使して取ることも仕事の一環のようになっています。看板屋なので、高いところの作業は得意なのです。落ちてきた夏ミカンが宮司さんに当たらないように気をつかいます。私の父と同世代なのです。看板以外の業務を依頼されることも結構あったりするのですが、最後に私の大好きな日本酒（お神酒）をいただけるので、喜んでやってしまう自分がいます。あまり長く巡回をしていると、ご家族の方から、早く私を開放するように電話がかかってきます。ものすごいサビで劣化した看板ですが、ひどい部分は切断して、サビ止め・本塗装を重ねて白くし、屋根を交換し、面板も新しくしました。
練馬区田柄：神社の案内看板リニューアル
