都立専門校サインディスプレイ科の教え子(2010年卒)からの仕事依頼は、実に嬉しいものです。現在彼女は屋外広告のデザイン作成を業務としており、整骨院の看板デザインが送られてきたときに、これは少し色使いや構図が派手すぎるのではないかと内心思っていました。しかし、それは完全に杞憂に終わりました。実際に設置してみると、ちょうど良かったのです。特に郊外の広い空間では、補色に近い配色でシンプルなデザインが、視認性・訴求性の面でもこのくらいはっきりしている方が良いことがわかりました。一方、スポットライトについては黒の本体にして、壁面に同化させています。配線のモールも黒で極力目立たない経路で結線しています。珍しく自分が写っていますが、なんだか楽しそうに働いているみたいです。
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